7月22日、水曜日。今日は、入った場所より入らなかった場所のほうが多い一日でした。
東京時間は素直な上昇トレンドで始まり、初動にはきれいに乗れています。ただ今日いちばん書いておきたいのは、そこから先の「あえて取らない」判断の話です。
初動をとらえられた時は、リスクリワード5以上を狙うこともあるくらい、利益を大きく伸ばしにいきます。逆に乗り遅れた時間帯では欲張らず、一対一から、伸ばしても一対二で早めに利益を確定する。今日はその「時間帯ごとの温度差」がきれいに出た一日でした。

9時30分、高値4102をつけたあとのセカンドのプルバックを拾って、9時55分の陽線でロング。4094あたりが、今日の東京初動でいちばん素直にとれた一手でした。
そこからもう一段伸びて、10時20分には4123まで上昇しています。ここも小さく見ればセカンドで狙える形でした。でも私はこの波を見送っています。
理由は、波の大きさとタイミングを移動平均線で測っているからです。MAとともに伸びていくトレンド、そこだけに狙いを絞る。そう決めておくことで、それ以下の細かい波にはあえて手を出さないようにしています。
ここに迷いを持ち込むと、どんな波でも狙えるようになってしまう。一見よさそうに聞こえますが、実際は逆です。どんな波でもとりにいくということは、そのたびに損切り幅をどう置くかが変わるということ。判断の基準が毎回ぶれて、損切りも心理的な負担も増えていきます。とらないと決めることは、それ自体が立派な技術だと考えています。
東京時間は12時10分の4144で高値をつけ、そこから陰線が続きました。ここから先、ロンドン時間に入るまでは基本的に手を出しません。
よほど良い形が出ない限り、時間帯の谷間ではトレードしない。これは禁止しているわけではなく、条件をかなり厳しく見ているという話です。東京の初動に乗れて、ロンドンの初動にも乗れなかった。そういう中途半端な時間帯は、節目節目で小さく確定していくほうが、結果として成績は安定します。
次に手を出したのが16時30分あたり。東京の高値からそのまま下げてきて、局面は下降トレンドに変わっています。ただ、朝の初動の安値4076から東京高値4144までの流れで見れば、これはまだ調整の範囲内の下げでした。
4122までのプルバックでセカンドロングが失敗し、その失敗を確認してからのショート。ロンドンの下げにそのまま乗っていければと思っていましたが、相場は下げきらずに値動きを立て直し、上へ戻してきました。結果、このショートは建値で撤退。損失にはなっていませんが、ロンドンの初動に乗り切れなかった一手です。
そこからは、ショートを仕込んだ4122のラインと、下は4113。この狭い帯のなかでのレンジになりました。ここで私はスキャルを一つ入れ、4113ですぐに利益を確定しています。初動をとらえた時のように伸ばす場面ではなく、レンジのなかを小さく抜く。時間帯が味方していない時の、現実的な取り方です。
このあと、ブレイク後のプルバックからロングを狙いたい場面もありました。ですが、そこで入るに足るプライスアクションが出てこなかったので見送り。最後にもう一度、4113を割って下ヒゲをつけ、戻ってから上昇していく形もありましたが、これも4122のライン上で明確な形が出ず、手を出していません。
一日を通して、入った場所より入らなかった場所のほうが多い。それでいいと思っています。時間帯と初動、そしてMAで測る波の大きさ。この3つが、私にとって「どこで伸ばし、どこで小さく抜き、どこで何もしないか」を決める物差しになっています。
時間帯ごとの初動をとらえ、それ以外の波はMAで大きさを測って見送る。取らない判断も、狙う判断と同じだけの技術です。
また明日、チャートの前で。

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