Wellva ゴールド5分足チャート 2026/08/26(水)

ゴールド5分足チャート 2026/08/26 マークアップ

8月26日は、朝7時50分の4,673がこの日の高値でした。天井をつけるには、ずいぶん早い時間です。そこから夜にかけてずっと下げ続けて、22時15分に4,598。上から下まで75ドルほどの一日でした。

入ったのは10時25分の売り、一本だけです。今日はこの一本の話を書きたいので、前置きは短めにします。買いに分があることは見えていました。そのうえで、売っています。

ゴールド5分足チャート 2026/08/26 マークアップ
8月26日のゴールド5分足。朝7時50分の高値から夜にかけて切り下げ、21時30分のPCE発表で一段下げた一日。
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7時50分 ── 4,673。この日の高値は、朝のうちに終わっていた

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10時00分 ── 長い下ヒゲの陽線。売り方が押し切れなくなる

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10時25分 ── 売り。戻される可能性は見たうえで、売りのシグナルを取った

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11時25分 ── カウントは2nd。ただMAもトレンドラインも噛んでいないので見送り

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15時25分 ── 4,624。ここにラインを引いて、夜まで残す

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21時30分 ── PCE発表。一本の足で21ドル

高値は、朝のうちに終わっていた

朝7時の時点で4,661台。そこからじわじわ買われて、7時50分に4,673をつけます。結果だけ見れば、この日の天井はここでした。

もちろん、その時間に分かるはずもありません。まだ8時前で、これから東京もロンドンもニューヨークも控えているわけですから。実際そこから素直に下げはじめて、9時50分には4,634。1時間ちょっとで40ドル削られました。

10時00分の陽線で、売り方が息切れした

この日いちばん覚えているのが、10時00分の足です。4,637から始まって、いったん4,629まで売られました。ここまでは、それまでの下げの続きでしかありません。

ところが、そこから戻ってくる。終値は4,646です。下に8ドルほど髭を出して、安値から16ドル戻した一本でした。売り込んだ分が、まるごと飲み込まれた形です。

下げの流れの中で、売り方が押し切れない足が出た。この時点で分があるのは買いのほうだと見ていました。

それでも、10時25分に売った

その25分後に売っています。4,644で始まって4,643で終わった足でした。

買いに分があると見ていたのに、なぜ売ったのか。順を追って書いておきます。

まず、買い側の見え方と売り側の見え方を、どちらもそのまま持っていました。片方に決め打ちしていたわけではありません。チャートに両方を並べて記しているのは、迷っていたからではなくて、両方見えていたからです。

そのうえで、4,639あたりまで下げたら戻されるかもしれない、というのは頭に入れていました。入れたうえで、売りのシグナルのほうがはっきり見えたので、そちらを取っています。

10時30分に4,639。ここまでは想定どおりでした。問題はそのあとで、あっさり戻されます。10時55分には4,661。売った位置から見て、時間もかからずに持っていかれました。

あの陽線が出たあとに売るというのは、やはりリスクの取り方として重かったと思います。方向を読み違えたというより、そこで入る形かどうかの線引きが甘かった、というほうが近いです。

11時25分、今度は見送れた

そのあと相場は上げ続けて、11時40分に4,670。朝の高値まで、あと3ドルというところまで戻しました。

途中の11時20分、カウントとしては2ndが立っています。形の上では入れるところです。

ただ、そこにMAもトレンドラインも噛んでいませんでした。カウントだけで入るのは、私の場合ちょっと足りない。どちらか一つは重なっていてほしいので、ここは見送りました。

1時間ほど前に、足りないまま重いリスクを取ったばかりです。その直後だったから見送れた、というのは正直あると思います。

午後は、4,624、4,616と切り下がっていく

昼を過ぎると、動かない時間が来ます。12時45分の4,642を挟んで14時30分あたりまで、値幅は10ドルもありません。こういう時間は、正直やることがありません。

動き出したのは14時35分から。15時25分に4,624まで落ちて、ここにラインを引きました。結果としては、夜の22時ごろまで効き続けるラインになります。

そのあとは18時25分に4,616、19時25分に4,613と、下値を切り下げていきます。17時台にチャネルを割ってきたので、構造そのものが切り替わるのかどうかを見ていました。

20時05分あたりは、ロングを置ける位置ではありました。ただ根拠としては薄い。薄いということも含めて、そのまま記してあります。

21時30分、外から動いた

21時30分の足で、相場が一気に落ちました。この一本だけで、高値4,633から安値4,612。21ドルほどあります。アメリカの7月のPCE物価指数が出た時間でした。

そこからさらに下げて、22時15分に4,598。この足は下に13ドルほど髭を出して、すぐ4,611台まで戻しています。終値は4,603。

夕方に構造が変わるかどうかを見ていたわけですが、実際に変えたのはチャートの中の話ではありませんでした。外から来た数字のほうです。

こういう時間は、5分足に映った形からは読みようがありません。ここまで積み上げてきた話とは、別の力で動いています。

優位性は、その日のうちに何度も向きを変える

一日を通して見ると、分があるのは買いか売りか、というのが何度も入れ替わっています。

  • 10時00分 ── 売り方が押し切れず、買い側に分が出る
  • 10時25分 ── そのうえで売りのシグナルを取る。結果は戻される
  • 11時台 ── 朝の高値近くまで戻して、買い側のまま
  • 18時台 ── 戻りを売られて、今度は売り側に一時的な分

私にとっての優位性は、その形が持っている固定の性質ではありません。その瞬間、どちらへ傾いているかという話です。だから一日のうちに何度も向きが変わりますし、傾きが薄い場面では、薄いなりにしか書けません。

そう考えると、10時25分でつまずいたのは向きの読みではなかったことになります。向きは見えていました。そこで入るかどうか、その線引きのほうです。

こういうことは、その日のうちに記しておかないと残りません。翌日になれば、あの場面は難しかった、で片づいてしまいます。

取った一本と、見送った一本が同じ午前中に並ぶ。あとから効いてくるのは、たぶん見送ったほうです。

毎日、気づいたことは全部チャートに書いている

ここから少しだけ、普段やっていることの話をします。5分足一枚のプライスアクションを覚えるうえで、毎日続けていることです。

まず、一枚だけ見るということ自体に慣れる必要がありました。だいたい朝から一日の終わりまで、チャートは開いています。といっても、ずっと張り付いているわけではありません。開いているだけの時間のほうが長いです。

そのうえで、毎日マークアップをしています。気づいたことは、とりあえず全部書きます。きれいにまとめようとはしません。あとで自分が読み返せれば、それでいいので。

やり方は画面の上でなくてもよくて、印刷してペンで書き込むのでもいいと思います。むしろそっちのほうが発見があるし、頭に入るかもしれません。私も以前はそうしていました。今はやっていませんが。

これを続けていくと、一枚の画面に収まるだけの範囲で、どれだけ構造を見つけられて、そこからどんな形が出て、そのあとどう動いたのか、というのがだんだん分かってきます。自分が何をやっているのかを自分で分かっていないと、利益は残りません

他人のルールでは、楽に従えなかった

よく、自分の軸さえ見つけたらやり方は自由でいい、という話をします。ただ、これには続きがあります。自分の性格や癖を分かったうえで、それに合ったスタイルを見つけない限り、長く続けるのは難しいと思っています。

私が他人のルールに従えなかったのも、そこです。始めたころは、いろんなインフルエンサーや有名なトレーダーのやり方を真似してみました。それでも失敗するんです。書いてあるとおりにやっているのに、です。

取り入れること自体はいいと思います。ただ最終的には自分のルールにして、そこに自分が楽に従える状態にしないと続きません。エントリーも、利確も、損切りも、自分で納得してやれること。不安を抱えたまま、心配しながら持っているトレードは、避けたほうがいいと思っています。

もし今のトレードがストレスになっているなら、なぜストレスなのかを考えて、ルールのほうを直していくことになります。

1,000円と10,000円が、同じ1%でも違って感じるなら

資金管理の話も少しだけ。損切りのリスクを取ったときのストレスが、金額から来ているのか、割合から来ているのか。ここを分けて考えてみてほしいんです。

1,000円の損切りと、10,000円の損切り。どちらも資金に対しては1%だとします。それでも10,000円のほうが重く感じるなら、その資金は今の自分にはまだ大きすぎる、ということだと思います。

だから最初にやることは、自分自身をよく知ることだと思っています。生活にいくら必要で、トレードでいくら得たいのか。それに対してどれだけのリスクを取る必要があるのか。そして今そのリスクは、心理的にストレスになっていないか。ストレスを感じないラインから、少しずつ上げていく。そうやって自分を確かめていきます。

この日の記録

朝7時50分の4,673が高値、22時15分の4,598が安値で、値幅は75ドルほど。入ったのは10時25分の売り一本だけ。戻される可能性は見たうえで売りのシグナルを取り、10時55分の4,661まで戻された。11時25分はカウントこそ2ndだったが、MAもトレンドラインも噛んでいないので見送り。

偉そうに長々と書きましたが、私自身いまだに失敗の繰り返しです。一本のトレードでリスクを取りすぎたなと思うと、そのあとのトレードもだいたいぶれます。そういうときは、次は同じことをしないようにとだけ考えて、またチャートに書き込む。それを毎日やっているだけです。トレーダーであるなら、自分のトレードと自分自身をしっかり管理する。今日はそういう話でした。一緒に頑張っていきましょう。

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