Wellva ゴールド5分足チャート 2026/08/25(火)

ゴールド5分足チャート 2026/08/25 マークアップ

8月25日の火曜日は、日付が変わって間もない時間に、この日の基準になる場所が決まった一日でした。始値は4,670.375、日通しの高値が9時40分の4,697.105、安値が22時45分の4,605.29。値幅は91.815ドルあります。

ただ、この日のチャートでいちばん働いていたのは、その高値でも安値でもありません。3時前に引いて夕方まで伸ばしたままにしていた、4,625前後の一本の帯です。昼に売った場所も、夕方に買った場所も、結果としてこの帯の上でした。後半では、その帯まで来たあとに私が何を見ているのか、損切りをどこに置いているのかについて書いてみます。

ゴールド5分足チャート 2026/08/25 マークアップ
8月25日のゴールド5分足。未明に引いた4,625の帯が、13時15分の売りと18時05分の買いの両方で効いた一日。
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3時05分・3時35分 ── 安値が二度とも4,625.225。ここに帯を引いて一日残す

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9時40分 ── 4,697.105で上が詰まる。高値から下降トレンドラインを引く

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10時45分 ── 2ndのカウント。ここから11時50分の4,617.28まで58ドル

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11時40分 ── 戻りは4,651〜4,661の帯まで。「シグナルはない」と書いて見送り

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13時15分 ── 売り。1st・2ndを数えた次の一本で入る

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18時05分 ── 買い。下降トレンドラインと二度目の極値試しが重なった場所から

未明 ── 二度とも同じ値で止まった

日付が変わった時点の値は4,670.375です。そこから深夜にかけては下向きのチャネルの中を素直に下げていく形で、私は0時半あたりからチャネルを引いて追っていました。

下げが止まったのは3時台です。3時05分と3時35分、二度とも安値は4,625.225。小数点以下まで同じ値で止まりました。同じ値で二度止まるのは、そこに注文が置かれているからだと私は見ています。ここで4,625を挟む細い帯を引いて、右へ長く伸ばしました。この時点では、この帯が昼や夕方に効くかどうかは分かりません。ただ、効くかどうか分からないまま置いておけるのが、線のいいところだと思っています。

朝9時40分 ── 4,697.105で上が詰まる

3時台の安値を起点に、そこからは6時間かけての上昇です。私は3時20分と3時35分の安値からそれぞれ上向きの線を引いて、その傾きに沿って上げていくのを見ていました。

高値は9時40分の4,697.105。4,700にはあと3ドル届いていません。9時35分に4,696.275、その次の足で4,697.105をつけて、この二本で上が止まりました。ここで私は9時35分の高値を起点に下降トレンドラインを引いています。上げが終わったと決めつけるためではなくて、ここから先の戻りがどこで止まるのかを測りたくて引いています。

昼前 ── 「シグナルはない」と書いた戻り

10時45分、チャートに「2nd」と書いて、その真下に下向きの矢印を置いています。高値をつけたあとの下げに対する、二度目の戻りを取る形です。実際、相場はここから11時50分の4,617.28まで、58ドル下げました

その下げの途中、11時10分から11時50分にかけて4,651〜4,661の帯を引いています。値幅としては10ドルほどの薄い帯です。そして、そこへの戻りに対して私が書き込んだのは「シグナルはない」でした。

場所としては売れる場所です。下降トレンドラインの内側にあって、直前の下げに対する戻りで、自分で引いた帯にも当たっている。それでも入っていないのは、その場所に来た足が売りの合図を出していなかったからです。入っていいかどうかは、そこに来た足を見るまで決められない。私はそう思ってやっています。

13時15分 ── 売り。着地点は未明の帯

昼を過ぎると、相場は4,631と4,638という二本の細い帯の間に収まります。どちらもこの日に引いたものです。そして12時25分、その重なりを指して「少なからず注文が集まっている」と書いています。

見ているのは値段そのものではなく、そこに溜まっている注文のほうです。相場には、すでに買いを持っている人、すでに売りを持っている人、そして今まさにどちらかへ入ろうとしている人がいます。この三者が今どれだけいるかは、直接には分かりません。だから、何度も止まった場所、何度も戻された場所という過去の値動きから推し量ることになります。

カウントは12時25分に「1st」、13時05分に「2nd」。そして13時15分に売りの矢印です。この足は4,637.13から始まって4,634.73で終わっています。

下げは13時40分に4,623.76、14時00分に4,624.115。未明に引いた4,625の帯で、二度止まりました。13時50分には「下降トレンドチャネル割れから2回目の試し」と書き添えています。10時間以上前に引いた線が、ここで着地点として働いた形です。

夕方 ── 同じ帯が、今度は買いの出発点になる

14時からは切り返して15時30分に4,653.43まで戻しますが、そこからまた売られます。17時05分に4,620.09。ここで一度、4,625の帯を下に抜けました。

抜けたあと、相場はもう一度その帯まで戻ってきます。18時00分の安値が4,625.005、18時25分が4,625.79。抜けたはずの場所に、また同じ値で止まっています。

18時05分、買いの矢印です。メモとして残していたのは、下降トレンドラインと、二度目の極値の試しが重なったところからの2ndロング、という内容でした。15時30分の高値から引いた下降トレンドラインが、ちょうどこの時間に4,623付近まで下りてきていて、そこに安値側の二度目の試しが重なっています。

昼に売った場所と、夕方に買った場所は同じ帯です。一本の線は、売りの着地点にも、買いの出発点にもなります。帯そのものが方向を持っているわけではないので、そこに来るまでの足の並びを見て、どちら側から使うかを決めることになります。

夜 ── 帯を上に置いてきてからの下げ

買いのあとは18時25分の安値から上向きの線に沿って上げていき、20時50分に4,647.33。私は21時20分から4,644を挟む帯を引いています。

ただ、21時を過ぎてからは下げが続きました。22時45分に4,605.29。この日の安値です。ここまで来ると、昼から効いていた4,625の帯は、すでに上に置いてきた形になります。23時からは4,605.87を起点に上向きのチャネルを引き直しました。終値は4,635.575です。

線が教えてくれるのは、どこを見るかまで

この日引いた線のうち、いちばん働いたのは未明の4,625でした。引いたのは3時前で、材料は「二度同じ値で止まった」ということだけです。そのあと13時40分と14時00分で売りの着地点になり、18時00分と18時25分で買いの出発点になりました。

ただ、線があれば入れるわけではない、というのが11時40分の場面です。あそこも下降トレンドラインの内側で、自分で引いた帯に届いていて、戻りとしての形も出ていました。それでも入っていません。違いは、線ではなく足のほうにありました。

私の頭の中では、だいたいこういう順番で見ています。

  • 帯・トレンドライン・チャネル ── どこを見るかを決める
  • 1st / 2nd のカウント ── その場所に来たのが何度目かを数える
  • ローソク足 ── その場所で入るかどうかを決める

この順番でやっているので、線をいくら増やしても入れる回数が増えるわけではありませんでした。かといって足だけを見ていると、今度はどの足を見ればいいのかが決まりません。線が教えてくれるのは、どこを見るかまでなんだと思います。この日は、その両方がひとつの帯の上に並んで見えた一日でした。

同じ場所を、その日のうちに売り側からも買い側からも使うことがあります。線の役目は、見る場所を残しておくことだと考えています。

神は細部に宿る ── 損切りを、ローソク足一本の単位で決めている

ここから先は、この日のチャートから少し離れた話です。私がエントリーのときに何を見ているのか、という話になります。ひとことで言うと、神は細部に宿る、というやつです。

私はエントリーの際、ローソク足を一本一本まで見て、損切りをかなり近いところに置いています。我慢強いからではなくて、5分足一枚で完結させると決めた時点で、自然とそうなったという感じです。ワンフレームで見ている以上、利確できる範囲は構造の中に収まってしまいます。

その条件のままリワードの幅を2倍3倍にしようとすると、伸ばす側ではなく、リスクの側をミクロに詰めていくしかなくなります。逆に言えば、ダブルトップやダブルボトムをパターンとして認識して、そのブレイクで入り、パターンの下に損切りを置いて、そこから2倍3倍と伸びていく確信までは、私にはどうしても持てませんでした。ほぼギャンブルになってしまうな、という感覚です。形が出たということと、そのあと何ドル動くかということは、別の話なので。

それで、私の場合はこういう順番に落ち着きました。まず全体の構造を認識して、そこから一本ずつのローソク足へミクロに落としていく。そして損切りも、ローソク足一本の単位で決める。リワードは無理に伸ばさず、ワンフレームで狙える範囲、つまり構造の中で決めてしまいます。

一本手前か、極値か ── この日の18時05分

この日の18時05分の買いは、ちょうどその話がそのまま出た場面でした。入った足の安値が4,625.125、その一本手前、18時00分の足の安値が4,625.005。差は0.12ドルしかありません。つまりこの場面は、「一本手前の足の下」と「未明から引いていた4,625の帯の下」が、ほとんど同じ場所で重なっていたことになります。

普段、人に聞かれたときは「シグナル足が出たら入って、一個手前の足に損切り」と簡単に答えています。ただ、それだと説明しきれない場面もあって。抵抗体につけた極値の足を、相場が最後にもう一度試しに行くことがあるからです。この日で言えば、17時05分の4,620.09がその極値でした。一本手前の4,625.005から見ると、5ドルほど下になります。

どちらを損切りの根拠に置くかで、取るリスクは変わります。場面によっては、一本手前ではなく極値の側まで許容して、いつもより少しリスクを取ることもあります。値はこのあと20時50分の4,647.33まで動いていますが、リスクを一本の単位まで詰められていれば、リワードを無理に伸ばさなくても、構造の中だけで形になります。

これはうまく言葉にできないのですが、エントリーポイントに近づいてきて、一本一本の足に映る市場参加者のやり取りを見ていると、この瞬間に狩られたな、とか、売り買いのどちらが騙されたポイントなのかが、なんとなく見えてくることがあります。そこで入れたときは思った方向へ一気に伸びるので、ストレスのないトレードになります。ただし、負けるときは秒で負けます。特にゴールドは、切った直後に思惑の方向へ動き出すことがあるので、そこの判断は今でも難しいところです。

勧めているわけではなくて、合うかどうかの話

一応書いておくと、これを人に勧めているわけではまったくありません。5分足を塊として見て、損切りを高値安値の上下にざっくり置くやり方も、まったく間違いではありません。むしろ損切りに遭うリスクだけを見れば、そちらのほうが軽いと思います。

そのやり方でリワードをどう取るかというと、長期足を見て、長期足の抵抗体まで伸ばすことになります。これは至って普通のマルチタイムフレーム分析で、十分にいいやり方だと思います。どちらが正しいかではなく、どちらが自分に合っているか、という話です。

私が一枚に絞っている理由も、理屈が先にあったわけではありません。上位足を表示したくないというのもありますが、正直なところ、時間軸を切り替えたり、日々のチャートを5分足以外も並べて残したりするのが手間だった、というのが大きいです。われながらものぐさな理由だと思います。ただ、続けられる形でないと毎日は残らないので、私にはこれが合っていました。

この日の記録

9時40分の4,697.105が高値、22時45分の4,605.29が安値で、値幅は91.815ドル。未明の3時台に二度止まった4,625に引いた帯が、13時15分の売りでは着地点、18時05分の買いでは出発点になりました。

大まかな構造さえ外さなければ、あとは場面ごとに細部を見ていく作業です。地味ですし、毎日同じことの繰り返しなのですが、エントリーの一本にこだわりはじめると、これが結構楽しくなってきます。同じように5分足だけを見ている人がいたら、たぶん分かってもらえるんじゃないかと思います。

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