アシスタントの週間ゴールドニュース

WEEKLY GOLD NOTE

今週のゴールド

2026.09.21 更新 | 9/21(月)— 9/25(金)

CAUTION

今週の注意点

今週、ゴールドを触るときに気をつけたい点をまとめました。指標の予定表はトップページに載せています。

  • 日本の祝日(21〜23日) 東京時間は参加者が少なく、少ない注文でも値が飛びやすくなります。
  • 木曜・金曜の21:30 新規失業保険申請件数と耐久財受注の発表があります。発表をはさむ数分はスプレッドが広がり、値が大きく振れることがあります。
  • FRB高官の講演(火曜・金曜) 利上げ後はじめての発言が続きます(Newsquawk)。講演の中のひと言で金利が動き、金に波及することがあります。開始時刻が指標ほどはっきりしない点にも注意が要ります。
  • 習近平国家主席の訪米(24日〜) トランプ大統領との会談が予定されています(SCMP)。会談の報道は時間を選ばずに出るため、ヘッドラインで急に動く場面があり得ます。
  • 先週の高値と安値 先週の高値4,399ドル台と、FOMC会見後に付けた安値4,235ドル台を、今週の値動きを見るときの目安に置いておきます。
  • 来週は大きな指標が続きます 9/30(水)にPCE物価指数とGDP確報値、10/2(金)に雇用統計があります。

REVIEW

先週の振り返り

先週 終値

4,378.39

前週末比 +28.97

先週 値幅

約164ドル

高値 4,399.67 / 安値 4,235.17

先週(9/14〜9/19)の金は、週初4,338ドル台で始まり、週末は4,378ドル台で引けました。前週末(4,349ドル台)から約29ドル高く、4週ぶりの週間上昇です(Kitco)。ただ、週の高値と安値の差は約164ドルあり、始まりと終わりの水準だけを並べると、実際よりずっと穏やかな一週間に見えてしまいます。

週明けの月曜は、米国債利回りの上昇と原油高を背景に売りが先行し、日本時間22時台に4,253ドル台まで下げました。火曜はその安値を割らずに持ちこたえ、4,260〜4,317ドルの範囲で方向を探る一日でした。

水曜はFOMCの結果待ちで昼から買い戻しが入り、結果が出た日本時間17日03:00の足で4,367ドル台まで上げたあと、議長会見を受けて04:10に週安値の4,235ドル台まで下げています。わずか1時間ほどで130ドル余り動いたことになり、この週の値幅の大半はこの時間帯に生まれました。

木曜は朝の4,257ドル台を底に切り返し、21時台に4,381ドル台まで戻して、前日の下げをほぼ取り戻しました。金曜は日銀の利上げをはさみながらも高値を切り上げ、16:50に週高値の4,399ドル台を付けています。

発表そのものよりも、その前後で受け止め方が入れ替わる場面のほうが、値動きは大きくなった一週間でした。

BACKGROUND

先週の材料

FRBは16日、2023年7月以来となる0.25%の利上げを12対0の全会一致で決め、誘導目標を3.75〜4.00%としました。同時に公表された参加者の見通しでは、18人中16人が年内にもう一度の利上げを想定し、そのうち4人は2回を見込んでいます(CNBC)。利上げそのものは事前に織り込まれていましたが、会見でインフレへの警戒が改めて示され、発表直後に売りが膨らんでいます。

週後半の戻りを支えたのは、原油と金利です。サウジアラビアの供給不安が和らいだことで北海ブレント原油は3日続落し、インフレが長引くことへの警戒が後退しました。FOMC直後に跳ね上がった米国債利回りも、各年限で低下に転じています(Kitco)。ただし米10年債利回りは5%前後にあり、金利の高さという点では、先週までと状況は大きく変わっていません。

18日には日銀が政策金利を1%から1.25%へ引き上げました。1995年以来の高い水準で、採決は7対2に分かれています(Al Jazeera)。金はこの発表のあとも水準を保ち、そのまま週高値を付けました。

チャートだけを見ていると見落としがちですが、先週は米国と日本の中央銀行がそろって利上げに動いた週でした。

このページは毎週日曜に更新します。経済指標の予定表はトップページに載せています。価格は日本時間のXAU/USDをもとにしています。出典は各段落のリンク先をご覧ください。本ページは情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。